「お盆の時期にお墓参りが行けない」「行けない場合ってどうしたら良いのかな」などと考えたことはありませんか?
お盆にお墓参りが行けない場合は、どうしたらよいのかなどの対処法について知っておくと、どうしても都合がつかずお墓参りに行けない時に焦ることなく対処できますよ。
本記事では、「お盆にお墓参りをする理由や行けない場合の対処法」についてご紹介します。
お盆とはご先祖様を祀るためにある
お盆は、一般的に日本の夏に行われているご先祖様を祀る行いのこと。ご先祖様があの世から帰ってきて家族と一緒に過ごす日のことを言います。
お盆の正式名称は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い盆会を直訳すると「逆さに吊るされる」という意味で、地獄の苦しみという意味も持っています。
盂蘭盆会は、地獄の苦しみから解放することが目的です。お盆の過ごし方は、決まりがあるわけではないので、家庭や地域の風習で少し違う場合もあるんですよ!
お盆は、ご先祖様が地獄の苦しみから解放し供養することを目的としているんですね!
お盆にお墓参りをする理由について
なぜ、お盆にお墓参りをするのか、それは「ご先祖様を迎えに行くため」です。お盆の時期になると、ご先祖様の魂は、自宅ではなくお墓に魂が戻ってくると言われています。
お盆にお墓参りをする目的を知っておくと、お盆の役割を理解することができ、気持ちをこもった供養ができるようになりますよ。
ご先祖様に満足してもらうためにも、なぜお墓参りをするのかをしっかりと確認しておきましょう。
お盆にお墓参りを行けない場合の対処法
お盆にお墓参りがどうしても行けないってときがあると思います。そこで、ここではお盆にお墓参りをいけない場合の対処法を紹介します。
時期を早めてお墓参りをする
お盆期間にどうしてもお墓参りに行けない場合は、早めにお墓参りをしておきましょう。
遠方でしたら、帰省した際にお墓参りをしておくのがおすすめです。お盆の時期にお墓参りにしなくても別の時期に感謝の気持ちを込めてお墓参りをすれば、お盆の期間でなくても大丈夫なんですよ。
自宅で手を合わせる
体調が悪くてお墓参りに行けなかったり、タイミングが合わなかったりする場合は、無理にお墓参りに行く必要はありません。
自宅で手を合わせて故人やご先祖様を弔うだけでも大丈夫だと言われています。仏壇があるお家であれば、仏壇にお供えものを置いておきましょう。
仏壇がないお家の場合は、手を合わせて感謝の気持ちを伝えるようにしてくださいね!
もしお墓参りに行けない場合は行かなくても大丈夫ですが、感謝の気持ちを忘れないようにしてくださいね!
お墓参りに行けなくても供養する気持ちを大切に持っておく
お墓参りに都合がつかず行けないと、ご先祖様に申し訳ない気持ちになってしまいますよね。
お盆に直接お墓参りに行けない場合は、「時期を早めてお墓参り」や「自宅で手を合わせる」などをすれば、お墓参りに行けなくても申し訳ない気持ちになる必要はありません。
1番大切なのは、ご先祖様や故人への感謝の気持ちを忘れないことです。自宅で手を合わせる場合でも、しっかりと手を合わせて感謝することを忘れないようにしてくださいね!
お盆期間中にお墓参りが行けなくて、不吉なことが起きるなんてことはないので、安心してください!
お墓参りに行く際の服装やマナー
お墓参りに行く際の服装は、普段着でOKですが、派手すぎる服装や露出の多い服装も避けた方が無難だと考えられています。
また、殺生を意味する毛皮や皮革、アニマル柄なども避けるのがマナーです。初盆で法要を行う場合は、普段着がマナー違反と思われてしまうこともあるため、夏の礼服でお墓参りをするのがおすすめです。
お墓参りには、線香・ロウソク・ライター・数珠・生花などを持っていきましょう。線香は、「故人は線香の良い香りを食す」や「自身やその場を清める」などの仏教的意味を持っています。
線香は一束単位で持っていき、一緒にお墓参りに行った方々に分けるので、みんなで持っていく必要はなく誰か一人が持っていけばいいと思います。
ちなみに、一人がお供えする線香の本数は宗派によって違いがありますが、1~3本が一般的だと言われています。
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まとめ
本記事では、「お盆にお墓参りをする理由や行けない場合の対処法」についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
ご先祖様に迎えに行くために、お盆にお墓参りをします。お盆にお墓参りを行けない場合は、「時期を早めてお墓参り」や「自宅で手を合わせる」などをして対処をしましょう。
お墓参りに行けなくて申し訳ない気持ちになる必要はありません。しっかりと感謝の気持ちを忘れずに自宅で手を合わせるだけでも大丈夫ですので、感謝の気持ちだけは忘れないようにしてくださいね!
お盆にお墓参りが行けない場合は、ぜひ本記事を参考にして、対処してみてください!
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