京都では年間300を超えるイベントが開催され、多くの人で賑わいます。
夏の神社では夏祭りなどのイベントが開かれますが、数が多すぎて迷ってしまうでしょう。
「京都の夏の祭りはどれがオススメ?」
「それぞれの祭りの楽しみ方や魅力を知りたい!」
そこで、今回は【京都の神社で開催される夏の祭り6選!2024年版】を紹介します。
さらに、夏の京都のイベントを最大限に楽しむポイントも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
【2024年】京都の神社で開催される夏のイベントを紹介
2024年の夏に開催される夏の祭りを6つ紹介します。
開催が延期されたり、悪天候で中止になる場合もあります。
イベントに行く前に、事前に公式HPで確認をしましょう。
祇園祭(八坂神社)
夏の京都のイベントを代表する祇園祭。
祇園祭は日本三大祭りの一つで、重要無形民俗文化財に指定されています。
祇園祭は平安時代に始まり、千年以上の歴史がある祭り。
京都で疫病が流行し、神様に疫病を鎮めてもらおうと開いたのが最初の祇園祭と言われています。
祇園祭は7月1日~31日まで1ヶ月間にわたって行われるイベントで、京都の夏の風物詩です。
祇園祭の魅力は、7月17日と24日に行われる神輿渡御と35基の山鉾巡行。
山鉾巡行とは豪華絢爛なタペストリーで飾られた山車のことで、「動く美術館」とも言われています。
サイズが大きいものは12トンにもなり、組み立てから解体には100人以上の人手が必要になる山鉾もあるとか。
祇園祭に行ったら、豪華でド派手な山鉾に圧倒されること間違いなしです!
祇園祭(八坂神社) | |
期間 | 7月1日~7月31日 |
場所 | 八坂神社 京都府東山区祇園町北側625 |
公式HP | https://www.yasaka-jinja.or.jp/ |
七夕祭(地主神社)
七夕祭は、縁結びで有名な地主神社で開催されるイベントです。
七夕祭では、面白い願掛けを行います。
織姫と彦星のこけしに、自分と好きな相手の名前や理想の異性のタイプを書きます。
書いたこけしを結んで本殿の横の大笹に吊るして願掛けをします。
祭りを楽しみながら良縁を祈願できる七夕祭は、幅広い年代に人気です。
なお、2022年から社殿の修復工事を行っているため、現在は一般参加はできません。
3年ほどで修復が完了する予定です。
修復された社殿で行われる七夕祭にぜひ行ってみたいですね。
七夕こけしの授与は中止していますが、特別祈願やお守りについては郵送で対応してくれますよ。
七夕祭(地主神社) | |
期間 | 7月7日 |
場所 | 地主神社 京都府京都市東山区清水1丁目317 |
公式HP | https://www.jishujinja.or.jp/ |
御手洗祭(下鴨神社)
御手洗祭は下鴨神社で毎年7月土用の丑の日の前後10日間に行われます。
下鴨神社は正式には賀茂御祖神社と言います。
御手洗祭の由来は、平安時代の貴族が季節の変わり目に行っていた禊祓いです。
禊祓いの風習が引き継がれ、今は御手洗祭となって無病息災を祈るイベントになりました。
御手洗祭では境内の御手洗池に火がついたロウソクを持って、そのまま膝下までつかるという願掛けを行います。
御手洗池で願掛けすると、罪やけがれを祓うことができ、疫病や安産にご利益があると言われています。
神聖な水に足をつかると、心身が引き締まる感じがする!
水は冷たくて気持ちいいから、暑い夏にぴったりのイベント!
暑い夏の京都で風情を感じながら、御手洗祭で無病息災を願いましょう。
御手洗祭(下鴨神社) | |
時期 | 7月19日~7月28日 |
場所 | 下鴨神社 京都府京都市左京区下鴨泉川町59 |
公式HP | https://www.yasaka-jinja.or.jp/ |
精大明神例祭(白峯神社)
精大明神例祭は、毎年7月7日の七夕に白峯神社で開催されるイベントです。
精大明神例祭では様々なものが奉納されます。
- 舞楽の奉納
- 蹴鞠
- 地元の女の子たちによる「小町をどり」
精大明神例祭は奈良時代の風習をしっかりと引き継いでいる祭りです。
ちなみに、蹴鞠が奉納される理由は精大明神が蹴鞠の神様だからと言われています。
色鮮やかでキレイな衣装をきた子どもたちが踊る「小町をどり」は可愛らしくて見入ってしまうでしょう。
精大明神例祭(白峯神社) | |
時期 | 7月7日 |
場所 | 白峯神社 京都府京都市上京区飛鳥井町261 |
公式HP | https://shiraminejingu.or.jp/ |
若宮八幡宮大祭(若宮八幡宮)
若宮八幡宮大祭は、毎年8月7日から10日にかけて開催されるイベントです。
若宮八幡宮大祭は五条坂の陶器祭りと同じ日に行われ、陶器神輿巡行や境内に陶器の人形などが飾られます。
若宮八幡宮のご祭神の神功皇后は美人であったため、若宮八幡宮は「美人神社」とも呼ばれているんですよ。
そのため、若宮八幡宮大祭にも女性が多く訪れます。
女子旅で友達と浴衣を着ながら、祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
若宮八幡宮大祭(若宮八幡宮) | |
時期 | 8月7日~8月10日 |
場所 | 京都府京都市東山区五条橋東五丁目480 |
公式HP | https://wakamiya-hachimangu.jp/ |
八朔祭(松尾大社)
八朔祭は京都で最後の夏祭りで、毎年9月の第一日曜日に開催されます。
八朔祭は田の神様に感謝し、旧暦8月1日の八朔の日に豊年祈願を行います。
八朔の日とは、収穫の目安を立てる日という意味です。
八朔祭で盛り上がるイベントは主に4つあります。
- 奉納相撲
- 子供神輿
- 赤ちゃんの泣き相撲
- 女神輿巡行
なかでも、女性が神輿を担ぐ女神輿巡行は珍しいと人気です。
また、前夜に行われる境内の三千個の提灯のライトアップは、八朔祭に行くならぜひ見てほしいイベント。
夏の夜風にあたりながら、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
ロマンチックな景色を見ながら、恋人や家族とゆったり過ごしたいな~
八朔祭(松尾大社) | |
時期 | 9月1日 |
場所 | 松尾大社 京都府京都市西京区嵐山宮町3 |
公式HP | https://www.matsunoo.or.jp/ |
京都の夏のイベントを楽しむポイント
夏の京都は酷暑で知られるほど、とても蒸し暑い地域です。
暑さ対策をしないと熱中症になり、せっかくのイベントも満喫できません。
そこで、京都の夏のイベントを思いっきり楽しむためのポイントを紹介します。
- 塩分補給のタブレットや飲み物を用意し、こまめに摂取する
- 直射日光を避けるために日傘・帽子などを用意する
- 夜でも蒸し暑い日が多いので、水分補給や涼しい服装をするなど対策をする
- 寒暖差があるので上着を用意する
羽織物や浴衣を着るのもおすすめ!
浴衣をレンタルしてくれるお店がたくさんあるよ~
ちなみに、夏のイベントが開催される時期は観光客が増えます。
宿泊する場合はホテルや旅館に早めに予約をすることをオススメします。
上記のポイントを押さえて、京都の夏を堪能しましょう!
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まとめ
本記事で紹介した【京都の神社で開催される夏の祭り6選!2024年版】はいかがでしたか?
個性や雰囲気がそれぞれ違う6つの祭りですが、どれも夏の忘れない思い出になるでしょう。
夏の京都は過ごし方を工夫すれば、イベントを思いっきり楽しむことができます。
今回の記事を参考に、ぜひ夏の京都へ足を運んでみて下さいね!
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