最近では御朱印巡りの趣味が人気で、気になっている人も多いのではないでしょうか?
「御朱印はほしいけど、もらい方が分からないから不安…」
「御朱印をもらうときのマナーってあるの?」
そこで、本記事では【御朱印のもらい方と注意してほしいマナー】について分かりやすく解説します。
さらに御朱印に関するよくある質問をQ&A形式で紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、御朱印のもらい方をマスターしちゃいましょう!
神社やお寺でもらえる御朱印ってなに?
御朱印は神社やお寺に参拝した証明です。
さまざまなデザインがあり個性が豊かな御朱印ですが、ほとんどに共通して書かれているものはこちら。
- 神社やお寺のハンコ
- 参拝した日
- 神社やお寺の名前
御朱印はほとんどが手書きですが、場所によっては「書き置き」の形式もあります。
書き置きとは、和紙に御朱印がすでに書かれた状態のこと。
御朱印を書く人が不在のときや、イベント時には、書き置きの御朱印が用意されていることがあります。
手書きと書き置きのどちらも、神社やお寺に参拝した証であることを忘れないように、大切に保管しましょう。
御朱印をもらう前の事前準備と正しいもらい方
御朱印を神社やお寺にもらいに行く前に必要な事前準備をしましょう。
- 自分の御朱印帳を用意する
- 行きたい神社やお寺の情報を集める
- 参拝に向かう前に小銭を多めに準備しておく
神社やお寺の情報を集めるときは、公式ホームページを利用してください。
御朱印の受付時間や料金を事前に確認しておくと、現地で慌てずにスムーズに御朱印を受け取ることができますよ
次に、神社やお寺で御朱印を正しくもらう方法を紹介します。
- 参拝する
- 授与所や社務所など御朱印がもらえる場所に行く
- 受付の人に「御朱印をお願いします」と声をかける
- 御朱印帳を書いてほしいページを開いて渡す
- 朱印料(初穂料や志納料とも呼ばれる)を支払う
- 御朱印を待つ間は静かに完成を待つ
- 完成後、御朱印帳を両手で受け取り、感謝を伝える
御朱印帳にカバーをしている人は、外してから受付の人に渡すと親切です。
御朱印をもらうときのマナー
御朱印をもらうときに守ってほしいマナーを紹介します。
マナーを守って、穏やかに気持ちよく御朱印をもらいましょう。
御朱印は参拝後にもらいに行く
御朱印をもらうタイミングは参拝の後です。
参拝するときは、流れ作業にならないように神様や仏様に挨拶と感謝の気持ちを込めましょう。
参拝者が多い時期や催事の際は、最初に御朱印帳を預け、参拝した後に受け取る場合もあります。
その場合は、神社やお寺のルールに従ってくださいね。
受付時間を守る
神社やお寺の参拝時間と、御朱印を受け付けてもらえる時間帯はそれぞれ異なる場所が多いです。
自分勝手な都合で時間外に御朱印をお願いするのは控えてくださいね。
御朱印集めに夢中になりすぎて、神社やお寺に迷惑をかけないようにしましょう。
朱印料を支払う際はお釣りを出さない
御朱印をもらう時は事前に小銭を用意し、お釣りが出ないように準備しておきましょう。
神社やお寺にお釣りを用意する手間をかけずに、スムーズにお金のやり取りができます。
また、場所によってはお釣りの用意がない場合も…。
そんな時に困らないように、あらかじめ1,000円分の小銭を用意しておくと安心です。
朱印料の相場は300円~500円ほどです。
神社やお寺の公式ホームページに御朱印代が記載されている場合があるので、事前に確認しましょう。
もし、「金額はお気持ちで」と言われた場合は、朱印料の相場である300円~500円を支払うのが一般的です。
御朱印は自分で受け取りに行く
季節限定のデザインや人気の御朱印がほしいとき、自分の代わりにもらって来てもらおうと悩んだことがあるかもしれません。
しかし、御朱印は参拝の証明としてもらうものなので、人に頼んで御朱印を買ってきてもらってもご利益は見込めないでしょう。
ただし、病気などが原因で御朱印を自分でもらいに行けない場合は、神社やお寺に郵送できるか相談してみましょう。
郵送してもらった御朱印が届いたら、神社やお寺の方向に体を向けて拝む「遥拝」を忘れずに行ってくださいね。
御朱印は買わない・転売しない
御朱印巡りのブームに乗っかって、御朱印を非常に高い金額で転売している人がいます。
また、期間限定のデザインや人気の御朱印を手に入れたくて、転売されているものを購入する人も…。
上記のような行為は神社やお寺はもちろん、純粋に御朱印巡りを楽しんでる人にも迷惑になるので控えましょう。
御朱印に関するよくある質問
御朱印のもらい方やマナーを解説しましたが、もっと知識を深めていただくために、御朱印に関するよくある質問を紹介します。
御朱印帳を忘れた場合はどうすればいい?
御朱印帳を忘れた場合は、以下の対処方法を参考にしてください。
- 御朱印の書き置き分をいただく
- 紙に書いてもらう
御朱印を書き置きや紙でもらった際は、帰宅してから御朱印帳に貼りましょう。
御朱印は同じ場所で何回ももらっていい?
結論、問題ありません。
しかし、1回の参拝で御朱印を何度ももらうのは、神社やお寺、他の参拝者に迷惑がかかるのでやめましょう。
御朱印帳は神社とお寺でそれぞれ分けるべき?
御朱印は神社やお寺に参拝した証であり、宗教のちがいは特に関係ありません。
そのため、神社とお寺でわざわざ分けなくても問題ありません。
ただし、中には、神仏混交を好まない神社やお寺もあります。
神社とお寺の御朱印が混ざっていると断られる場合があるので、たくさん訪れる方は神社とお寺で御朱印帳を別々に用意することをおすすめします。
もらった御朱印はどこで保管する?
御朱印帳はお守りやお札と同じように神棚や仏壇に保管するのがおすすめです。
神棚や仏壇がない場合は御朱印ケースや貴重品箱などに入れて、ホコリや湿気の影響を受けないように保管しましょう。
御朱印帳は両面使っていいの?
御朱印帳を両面使うのは、あまりおすすめしません。
理由は御朱印は墨で書かれており、墨が裏面に滲んでしまうので綺麗に保管ができないからです。
御朱印をもらう際は、新しいページに書いてもらいましょう。
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まとめ
今回は【御朱印のもらい方と注意してほしいマナー】について解説しました。
御朱印のもらい方とマナーを知っておけば、いつでもどこでもスムーズに御朱印をもらえるでしょう。
本記事を参考に、お気に入りの神社やお寺の御朱印をもらってみてくださいね。
また、現地に行ったときの確認用に、本記事のブックマーク登録をおすすめします!
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