受験は進学、就職又は資格取得といった人生の節目の大勝負!多くの受験生が合格のため日々努力されていることでしょう。
しかし、勝負事には運も大事です。運を味方につけるには、神様にお祈りするのが一番!
そこで今回は、【受験生の運を上げる栃木の神社5選】ご紹介します。
蒲生神社(がもうじんじゃ)
栃木県宇都宮市に鎮座する神社で、江戸後期の学者である蒲生君平(がもうくんぺい)公が祀られています。
あまり聞きなれない人物ですが、明治維新の達成に大きく貢献した優秀な学者で、栃木県では有名な学問の神様です。受験シーズンには、栃木県全域から多くの参拝客が訪れるといいます。
歴代天皇のお墓である天皇陵に関する研究調査結果をまとめた「山陵志」を著した人物です。日本史で習う「前方後円墳」はこの蒲生先生が名付けられました。「山陵志」は幕末の志士達に大きな影響を与え、結果として明治維新の達成に繋がったとして明治天皇からその功績を讃えられました。
参拝するだけでも学業成就のご利益はありますが、それだけで終わるのは勿体ない!更なる効果を得るために、この神社でやって欲しいことが2つあります。
以下で紹介するので、忘れないようにして下さいね!
合格えんぴつの購入
蒲生神社には、合格祈願の御守りの種類が豊富ですが、一番人気なのが、「金の合格五角形えんぴつ」です。
このえんぴつの凄いところは、栃木県内の全県立高校それぞれのお守り鉛筆があること。
栃木県には県立高校が60校あるため、60種類のお守りえんぴつがあることになります。
高校受験を控えた受験生は、合格を狙う高校に合わせた御守りが買えるので、こんなありがたいものはありません。しかも色が金色というのも良いですね!
ただし、高校受験以外の合格えんぴつもありますが、金色のえんぴつはではないので注意してください。
お値段は鉛筆にしては少しお高めですが、合格するための投資だと思って迷わず購入しましょう!
「学問の神 御柱」での合格祈願
本殿での参拝前に、「学問の神 御柱(おんばしら)」での合格祈願を先に行いましょう!
この「学問の神 御柱」は、蒲生君平公に学力向上をお願いするもので、横穴が空いています。
この横穴に鉛筆などの筆記用具を通すことで、「難問を通り抜ける」と言われています。
筆記用具を通すときは自分の目線より高い横穴に、一度で通すことがポイントです!
受験という難関を控えている受験生なら絶対に外せないスポットですね!
以上の2つを行って、本殿で参拝すれば完璧!蒲生先生が皆さまを合格まで導いてくれることでしょう!
朝日森天満宮(あさひもりてんまんぐう)
栃木県佐野市に鎮座しており、地元では佐野の天神様として親しまれている神社です。
参道には約100本の梅の木が立ち並び、2月末~3月の時期は梅の花を目当てに多くの参拝客が訪れます。この神社にお祀りされている神様は菅原道真公。言わずと知れた学問の神様です。
道真公の存在だけでも受験生にとって効果絶大ですが、更なる効果が見込めるものが2つ用意されている点がこの神社の凄いところ。
以下では、そちらも併せてご紹介します!
天神様のなで牛
山門をくぐって少し進むと、右手に青緑色の「天神様のなで牛」が鎮座しています。
耳元でお願い事を唱えながら一番気にかかる箇所を撫でることで、ご利益が得られるのだとか。
受験生であれば、明晰な頭脳を手にいれるためにもたくさん頭をなでると良いでしょう◎
また、受験には健康な身体も必要ですから、身体的に不安な箇所があれば、その箇所も併せて撫でておきましょう!
道真公は、牛を大変愛しておられ、牛も道真公によく懐いておられたことから、「牛は天神様のお使い」であり願いを叶えてくれる象徴となっています。
筆塚
先ほど紹介した「天神様のなで牛」の近くにある大きな石碑です。
この筆塚前の石机に古くなった筆や短く使えなくなった鉛筆などを奉納し、感謝を込めて更なる学業成就を記念することで、ご利益が得られるとされています。
受験生にとって筆や鉛筆は欠かせないもの。これまであなたのために働いてきた筆や鉛筆に感謝し、丁寧に奉納してあげましょう!
きっと受験であなたの力になってくれますよ!
学問の基礎は書であり、書を司る筆に対する感謝と供養の意を込めて筆塚は設立されました。
道真公が祀られているだけでなく、「天神様のなで牛」や「筆塚」といったご利益の効果を高めるものまである朝日森天満宮は、まさに受験生のための神社といえるでしょう。
受験合格を本気で目指すなら、迷わず参拝に行きましょう!
報徳二宮神社(ほうとくにのみやじんじゃ)
栃木県日光市に鎮座する、二宮金次郎先生を祀る神社です。
二宮金次郎といえば、薪を運びながら本を読むこの銅像の姿が非常に有名ですね。
この人の凄さは何といってもその努力と勤勉さ。
両親を幼くして亡くし、親戚の家に預けられ、毎日働かされながらも、隙間時間で勉強に励み、そこで得た知識で貧困にあえぐ農村を数多く復興させた偉大な人物です。
その功績から二宮金次郎先生は学問の神様として崇められています。
二宮先生には、人や社会の幸福のために努力することが、結果的に自分自身の幸福にもつながるという「報徳思想」の教えがありますが、報徳二宮神社はその思想を継承する神社です。
本殿での参拝だけで十分に思えますが、加えて以下の2つを行えば、更なる効果が期待できるでしょう。
尊徳来福像での願掛け
本殿の鳥居前の参道では、2体の尊徳来福像がお出迎えしてくれます。
1体は二宮金次郎翁が座っている姿を表現した座像、もう1体が立っている姿を表現した立像です。
座像の頭の後ろが願い受けになっていて、2つの像を八の字にまわってから願い受けにお金を投げ入れると、願いが叶うのだとか。
受験合格を目指すなら是非挑戦しましょう!
合格祈願グッズの購入
この神社には、合格祈願のグッズが非常に豊富です。
合格えんぴつ、合格祈願箸及び合格守などなど、さまざまなアイテムが販売されています。
合格を掴みたいなら、何か1つでもいいので購入しておきましょう!偉人・二宮金次郎の力を借りることができれば、日々勉強に励む受験生の味方の願いをきっと叶えてくれるはずです。
明日からの勉強もはかどることでしょう!
野木神社(のぎじんじゃ)
栃木県最南端にある野木町に鎮座する神社です。
境内の大けやきにフクロウが巣をつくることから「フクロウ神社」とも呼ばれています。この神社には、菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)という神様が祀られています。
幼い頃より非常に優秀で、学問の道を極めましたが、この神様の凄さは学んだことを世のため人のために活かすことに尽力されたこと。
学問で人を良い方向に導くことを「文教」と言いますが、この神様は日本の文教の始祖と伝えられています。そのため、学業や受験合格にご利益のある存在として崇められているのです。
菟道稚郎子命は、文武両道の「八幡の神」として有名な応神天皇のご子息です。末っ子でありながら、応神天皇に寵愛され、跡継ぎに指名されるほどだったと言います。いかに優秀であったかが分かるお話ですね!
そんな神様の存在は受験生にとって非常に魅力的なのですが、更にこの神社の魅力を引き立ててくれる「フクロウ」がいます。
フクロウは世界中で縁起の良いありがたい鳥として知られており、知恵の象徴とまで言われるほどの存在。
当然受験生にとってもありがたい存在ですね。境内にはフクロウのお守りがあるので、必ず買っておきましょう。
文教の始祖の神様と知恵の象徴のフクロウという最強コンビがいる野木神社。
受験生にとっては魅力的過ぎますね!多少遠くてもぜひ、チェックしておいてください!
八雲神社(やぐもじんじゃ)
栃木県足利市の神社で、足利市の守り神として地元民から親しまれています。
歌手の森高千里さんのヒット曲「渡瀬川」の歌詞にも出てくるので、名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
映画「君に届け」のロケ地としても使われました。
この神社には2柱の有名な神様、菅原道真公と素戔嗚命(すさのおのみこと)です。
菅原道真公は日本で一番有名な学問の神様。
一方の素戔嗚命(すさのおのみこと)は戦いに強い神様で、日本神話で最も恐ろしい怪物である八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したことで有名で、勝負運のご利益があるとされています。
学問に強い神様と勝負に強い神様のコンビ。正に受験生にぴったりの神社と言えますね!
境内には、道真公のご利益が頂ける「学業御守」、素戔嗚命のご利益が頂ける「勝守」が販売されています。
この2つのお守りを買って、参拝を済ませたならもう完璧ではないでしょうか。最強コンビの神様が受験生を合格まで導いてくれることでしょう!
こちらの記事もおすすめ✨
まとめ
今回は【受験生の運を上げる栃木の神社5選】をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
学問の神様の存在だけでなく、神様のご利益をパワーアップさせる存在や物がある魅力的な神社ばかりです。
地元の受験生は勿論、他県の受験生も是非参拝に行ってみて下さいね!
コメント