もう初詣の服装に迷わなくて大丈夫!良い例とダメな例をご紹介します!

初詣

初詣は1年で一番最初に神様や仏様と対する機会ですね。無病息災や家内安全などを祈願しつつ、新たな1年の始まりをお祝いする時には服装にも気を配りたいものです。

本記事では、【どのような服装が初詣にふさわしいのか、良い例とダメな例】に分けてご紹介します。

1. 初詣の意味と目的

日本にはなぜ初詣という習慣があるのでしょうか。それは、日頃から神様や仏様、ご先祖様に見守っていただいているという日本古来の考え方によるものです。それまでの1年を無事に過ごせた感謝を伝える意味と、新しい年が良い年になるように願掛けをする目的があります。

ぴっと宮司
ぴっと宮司

神様や神様や仏様、ご先祖様に年の初めの挨拶をする機会にふさわしい服装とはどのようなものでしょうか。

2. 初詣に良い服装の例

和装の場合

初詣にふさわしい和装といえば、女性なら振袖や訪問着、小紋とされています。いわゆる「略礼装着(準礼装着)」ですが、そこまでルールやマナーを気にされることはありません

人の多い場所に出かけること、冬の寒い時期であること、神社やお寺は石畳や階段が多く歩きにくい可能性があることを考慮すると「小紋」がおすすめです。

小紋は色や柄が豊富で、カジュアルでありながら華やかな装いを楽しむことができます。着物の柄は冬の柄、お正月の柄、縁起物の柄として雪花、福寿草、松竹梅や吉祥模様などが好まれ、帯の色や柄で雰囲気を変えて幅広くコーディネートできます。

男性ならおめしの着物に羽織を羽織ることでジャケット着用と同じ意味合いのフォーマルなります。

洋装の場合

洋装で初詣に行く場合にも気をつけておきたいことがあります。せっかくの年の初めなのでなるべく礼節を重んじるように心がけましょう。

シックなスーツやジャケット、ワンピースがおすすめです。寒い時期なのでコートやマフラー、帽子を着用した方が良いですが、社殿や本堂の前では出来るだけ外すようにしましょう。

「目上の人、大切な人に会う」という意識で服装を選び、必要以上に堅苦しく考えなくても構いません

ぴっと巫女
ぴっと巫女

最も大切なのは神様、仏様、ご先祖様を敬う気持ち。新年を迎えるおめでたい気持ちを服装で表現するのはワクワクしますね。

3. 初詣にダメな服装の例

和装の場合

初詣に関わらず和装の場合にまず気にすべきことは「着物の格式」です。着物にはいくつも種類があるのですが、主に4つの格式に分けられます。一番格上なのは「礼装着(第一礼装)」で結婚式やお葬式、成人式などにふさわしい着物です。その次が「略礼装着(準礼装着)」、「外出着」「普段着」の順番でカジュアルになります。

初詣では、厳密に格式にこだわる必要はないのですが、やはり「普段着」に分類される紬、絣、ウール、木綿などはふさわしくないと言えるでしょう。

また着物を着なれていない人にとっては、袖の長い着物で人混みの中階段を上り下りするのは辛いもの。着崩れたり引きずってしまってはせっかくの初詣も悲しい思い出になってしまいますね。振袖は華やかで新年の初めにとても良いものですが、着物に慣れていない人は参拝する場所や移動途中で苦労しないかどうかを考えた方が良いでしょう。

洋装の場合

洋装は和装に比べて慣れている人が多い分、手軽ではあります。普段着から少しフォーマルな装いを心がければ間違いないという安心感もありますが、気に留めて置いて欲しいポイントもあります。

和装と同じように極端にラフな格好はNGです。露出が多い服装、奇抜なデザインも避けた方が良いでしょう。そして「殺生」を連想させるアニマル柄やファー、毛皮などは避けた方が良いとされています。靴やコート、アクセサリー、バッグなど皮素材のものを避けて、埃やほつれがないように清潔感を重視して服装を選びましょう。

また、ブーツはグランジ風でなければ問題ありませんが、ピンヒールやハイヒールは避けた方が無難です。履き慣れていると思っていても神社やお寺の砂利や石畳を歩くのは難しいもの。足を痛めないような靴でお出かけしましょう。

ダメな例にならないための注意ポイント

格式を気にしすぎずに着崩れしない着物選びと着付けを

格式高く華やかにと気負いすぎないで、キレイめのお出かけ着でも十分新年のおめでたい気持ちを表現できます。社寺を歩き回る初詣では動きやすさも重要。美容院で着崩れしないように着付けしてもらうのもおすすめです。

寒さ対策もしっかりと考えて

礼節を重んじる気持ちがとても大切です。しかしそのために無理をして薄手の服装でお参りしたりマフラーや手袋を避ける必要はありません。帽子、サングラスは社殿や本堂前でお参りする直前に外して身なりを整えると良いでしょう。

Bさん
Bさん

たくさんの人が初詣に集まる寺社なら他の参拝者の方に迷惑になるような服装、落としやすいアクセサリーは避けましょう。


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4. まとめ

普段着として着物に親しんでいるのでなければ、初詣は着物に挑戦する絶好の機会ではないでしょうか。ルールやマナーが気になるフォーマルな場ではなく、1年の初めの華やいだ気分に着物を楽しむことは着物を着なれない方におすすめです。

洋装の場合もスーツやジャケット着用、ワンピース等の「シックなキレイめ」を心がけると良いでしょう。

「目上の人、大切な人に会いに行く」という気持ちで清潔感を大切にして、是非初詣へお出かけください。

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