千年の都とも言われ、由緒ある神社仏閣が点在する京都。そんな京都にお参りや観光で訪れる際、
「夜間も参拝できる神社はあるのかな?」「24時間参拝OKな神社は?」などと思ったことはありませんか?
そこで、本記事では「京都の24時間参拝可能な神社5選」をご紹介します。
神社を夜間参拝する時のポイント
「京都へ観光へ来たのだから神社へ行きたいけど、夜しか時間がない」「夜の神社って…」などと思っている方のために、夜の神社を訪れる時のポイントを簡単にご紹介します。
さまざまな都市伝説的な話も耳にしますが、夕方や夜に神社へ参拝してはならないという決まりはないそうです。しかし、周囲が暗くなるとそれだけ危険と隣り合わせということにもなるので、このことを意識して参拝することが大切なのではないでしょうか。
参拝時間については、他の記事でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
- 神社にあまり長居せず、参拝が終わったらすぐに帰る。
- なるべく、一人での参拝は避ける。
- 携帯用ライト、懐中電灯を持参する。
- 他の参拝者の方と顔を合わせない。(夜の参拝暗黙のルールだそうで、参拝者がいる場合には、その人が鳥居から出るまで神社の中に入ってはいけないそうです)
ぜひ、上記を参考に昼間とは違った神社の雰囲気の中参拝しに足を運んでみてはいかがでしょうか。
京都で24時間参拝できるおすすめ神社5選
八坂神社:東山区
八坂神社は1300年以上の歴史を誇り、別名「祇園さん」とも呼ばれ多くの人々に親しまれてきました。神社の主祭神は素戔嗚尊命(すさのおのみこと)が祀られているほか、境内には22のお社、ご祭神も祀られていて、八坂神社は多くの神様が集まるパワースポットとなっています。ご利益も厄除け、縁結び、商売繫盛などさまざまです。
そして、四季折々の絶景を見ることができるのも八坂神社の見どころの1つ。隣接する円山公園の祇園枝垂桜、京都三大祭りの祇園祭、秋の紅葉など季節によって姿を変えるのも八坂神社の魅力ですよね。
参拝は24時間可能で、日が落ちると東大寺通りに面する西楼門のライトアップ、舞殿周囲に3列に吊るされた提灯にも灯りが灯され、幻想的で美しい八坂神社に出会えるのではないでしょうか。また、早朝は人が少なくとても静かなのだそう。ぜひ、早起きをした日には、朝の清々しい空気に包まれながら参拝してみてください。
基本情報 | |
住所 | 〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625 |
電話 | 075-561-6155 |
公式HP | https://www.yasaka-jinja.or.jp/ |
安井金毘羅宮:東山区
安井金毘羅宮は、京都の縁切り神社で縁切り石をくぐるという珍しい参拝方法が有名ですが、悪縁を切るだけでなく、良縁を結ぶ神社としても親しまれています。
主祭神として、道開きの神様と言われる大物主神(おおもぬしのかみ)が祀られていて、海上交通、交通安全、開運、商売繫盛などご利益があるとされています。
参拝は24時間可能で、「縁切り縁結び碑」も24時間くぐることができます。夜遅くに訪れても、街灯や参道の灯りがあるので真っ暗ということはありませんが、神秘的な雰囲気があるかもしれません…。抵抗がある方は、早朝は参拝客も少なく昼間行列ができる縁切り石も待ち時間少なく祈願できるそうです。
基本情報 | |
住所 | 〒605-0073 京都府京都市東山区下弁天町70 |
電話 | 075-561-5127 |
公式HP | http://www.yasui-konpiragu.or.jp/ |
御金神社:中京区
京都の中でも金運のパワースポットで有名なのが、御金神社(みかねじんじゃ)です。黄金の鳥居が眩しい、ビルに囲まれた小さな神社は、金属の神様で知られる金山毘古命(かなやまひこのみこと)が主祭神として祀られています。ご利益は金運上昇、商売繫盛、事業の発展、宝くじの当選などです。
24時間参拝できることでも有名なので、仕事帰りのサラリーマンなど参拝客がとぎれることはないそう。そして、夜は黄金の鳥居がライトアップされるので、提灯にも灯りがともり幻想的な神社を楽しめます。
ぜひ、夜の光り輝く御金神社のも足を運んでみてはいかがでしょうか。
基本情報 | |
住所 | 〒604-0042 京都府京都市中京区押西洞院町614 |
電話 | 075-222-2062 |
公式HP | https://mikane-jinja.or.jp/ |
御所八幡宮:中京区
御池通に面していることから「御池の八幡さん」とも呼ばれ親しまれています。
応神天皇、神功皇后、比売(ひめ)神の三神をご祭神として祀られています。安産と幼児の守り神として信仰も深く「かんの虫封じ」(夜泣き、癇癪などを抑える)の信仰から「虫八幡」とも呼ばれています。
夜になると神社を取り囲む提灯に灯りがともって、昼間とは一味違った幻想的な雰囲気になる御所八幡宮。よく海外の観光客の方が足を止め風景の写真を撮っているそうです。
基本情報 | |
住所 | 〒604-8105 京都府京都市中京区亀甲屋町596 |
電話 | 075-221-6417 |
公式HP | なし |
伏見稲荷大社:伏見区
全国約3万カ所ある稲荷神社の総本社で、京都でも有名な観光スポットです。「お稲荷さん」と親しまれている伏見稲荷大社の歴史は古く、711年に創建されたと伝えられています。
ご利益は商売繫盛、家内安全などで、24時間参拝することができ年中多くの参拝客で賑わっています。朝、昼、夜と全く違った神社の表情を楽しめるのが特徴です。
最大の見所は千本鳥居。昼間の鳥居は朱色が際立ち趣がありますが、夜は鳥居の隙間から差し込む灯りがとても神秘的で幻想的な雰囲気を味わえるのではないでしょうか。鳥居を潜り抜けると稲荷山の登山道があるので、登ってみるのもよいでしょう。しかし、頂上まで行かなくても途中で京都の夜景を楽しめるため、まばらですが置かれているベンチに座ってゆっくり夜景を眺めるのもいいですね。
基本情報 | |
住所 | 〒612-0882 京都府京都市伏見区深草薮之内町68番地 |
電話 | 075-641-7331 |
公式HP | https://inari.jp/ |
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まとめ
本記事では、「京都の24時間可能な神社5選」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
生活スタイル、環境、様々な理由で神社へ参拝に行ける時間が限られてしまうこともありますよね。数多くはありませんが、今回ご紹介したように24時間参拝できる神社はあります。朝、昼、夜と違った表情を見せてくれる神社は魅力的ですよね。
参拝する際、神様にご挨拶をしたという気持ちがあれば、時間帯はあまり追求しなくてもいいのではないでしょうか。感謝する気持ちを忘れずに、ご自身が神社へ行ける時間に積極的に参拝すれば、神様もきっと歓迎して迎えてくださるはずです。ぜひ、今回の記事を参考に神社へ参拝しに足を運んでみて下さいね。
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