【2023年版】お寺&神社のおすすめ紅葉スポット7選in関西

お寺

暑い夏がおわり、急に秋を感じる気候になりました。秋の楽しみといえば「食欲の秋」や「読書の秋」などが思い浮かびますが、お寺や神社などの紅葉スポットを巡るのも秋の楽しみ方の一つだと思いませんか?

本記事では【関西のお寺や神社でおすすめの紅葉スポット7選】をご紹介します!参拝に行ったあと、紅葉を散策したら癒されること間違いなしです。

お寺や神社などの紅葉散策を考えられている人は参考にしてみてください!

お寺のおすすめ紅葉スポット5選【関西】

金剛院

京都府舞鶴市で「丹後のもみじ寺」とよばれていて、多くの参拝者に親しまれている金剛院こんごういん真言宗東寺派の寺院です。

829年に、真如法親王が高野山から弁財天を勧請し創建されました。当初、本尊は阿弥陀如来でしたが、1082年に白河天皇が比叡山無動寺から不動明王を勧請し、お寺を再興されたのだそう。翌年の、1083年に三重塔が建立され、1146年に美福門院により再々興されました。

境内は金剛院京都府歴史的自然環境保全地域となっており、その南には鹿原公園があります。

「丹後のもみじ寺」の由来は、江戸時代に戦国大名で歌人でもある細川幽斎が作庭した鶴亀の庭とともに植樹した楓が有名になったからだそうです。

紅葉の見頃は11月からですが、5月中旬ごろにはオオデマリが、5月上旬~5月中旬にかけては新緑のモミジが見頃を迎えます。

ぴっと宮司
ぴっと宮司

戦後の日本文学界を代表する作家の一人であり、国外においても広く認められている三島由紀夫。

 

そんな彼の代表作である小説「金閣寺」の舞台(一部)になっているのも有名ですね。

高源寺

兵庫県丹波市青垣町桧倉にある高源寺こうげんじというお寺は、「丹波紅葉三山」の一つとして知られている紅葉スポットです。

臨済宗中峰派の本山であり、本尊は釈迦如来。創建は1325年で、遠谿祖雄えんけいそゆう禅師によって開創されたのだそう。遠谿祖雄禅師は、中国広州の天目山で禅の修行をされました。後に、丹波に帰り高源寺を建立した際に、天目山より持ち帰った楓を境内に植えたといわれています。

境内に植えられた楓は天目かえでとよばれており、特徴は葉が小さく、葉の切れ目が深くて、枝が垂れ下がるといわれています。

紅葉の見頃は11月上旬~11月中旬ですが、3月中旬~4月下旬にかけてツバキが、5月上旬~5月中旬にかけてツツジが見頃だそうです。

ぴっと巫女
ぴっと巫女

楓は、紅葉の美しさが目立ちますが、四季折々の景色を楽しむことができ、春・夏・秋・冬の違った味わいを感じさせてくれます。

久安寺

大阪府池田市にある久安寺きゅうあんじも、紅葉スポットで有名なお寺といわれており、他にも四季の花々を楽しむことができるお寺として知られています。725年、行基菩薩が開創されたのだそう。その後、弘法大師が留錫し、真言宗密教道場として栄えた安養院が前身でした。

1140年、安養院は灰塵に帰しましたが、薬師如来像・阿弥陀如来像は損傷を免れ、本尊である千手観音像は岩の上に飛行して、光明を放ったと伝えられています。1145年に、近衛天皇の勅願寺として、桜門や堂塔伽藍、四十九院などが再興され、久安寺と改称されたのだそう。

紅葉の見頃は11月中旬~12月初旬ですが、他にも四季を味わえる花々が数多くあります。

ボタン 4月下旬~5月上旬
ヒラドツツジ 4月下旬~5月上旬
シャクナゲ 5月中旬
サラ 6月上旬~6月下旬
ボダイジュ 6月上旬
アジサイ 6月中旬~7月初旬
ハス 7月上旬~8月初旬
紅葉 11月中旬~12月初旬
ぴっと宮司
ぴっと宮司

久安寺の花々は、訪れる人々を優しく出迎え、花を通してお寺の本尊様とのご縁をいただくことができて、一年を通して花々を楽しむことができます。

観心寺

大阪府河内長野市にある観心寺も、関西で有名な紅葉スポットといわれています。こちらのお寺は、南北朝時代に活躍した「大楠公」楠木正成公にゆかりがあり、中院で8歳から15歳まで滝覚坊に仏教や学問を学び、河内長野市加賀田の大江時親に兵法を学んだそう。

701年に、役小角によって開かれ、当初は雲心寺とよばれていました。その後、808年に弘法大師が当寺を訪ねられたとき、境内に北斗七星を勧請され、衆生の除厄のために本尊如意輪観音菩薩を刻まれて、寺号を観心寺と改称されたのだそう。

紅葉の見頃は11月上旬~11月下旬ですが、その他にも四季を楽しむ花々があります。

ウメ 2月下旬~3月下旬
ツツジ 4月下旬~5月上旬
サツキ 5月中旬~5月下旬
サルスベリ 8月上旬~8月下旬
紅葉 11月上旬~11月下旬
ツバキ 1月下旬~4月上旬
ぴっと巫女
ぴっと巫女

上記で紹介した金剛院・高源寺・久安寺・観心寺は、平成5年に発足した花の寺と称される関西一円2府4県の25ヵ寺が集まって関西花の寺二十五カ所霊場会が結成されたお寺のことです。この25ヵ寺は、宗旨宗派の垣根を越えて集まった花がご縁のお寺だそう。

 

他のお寺も、四季折々で楽しめて癒される花が数多く咲いているので、気になられたら散策に行ってみてはいかがでしょうか。

勝尾寺

大阪府箕面市にある、「勝ちダルマ」で有名な勝尾寺も、関西で有名な紅葉スポットの一つです。

勝尾寺の名前の由来ですが、880年、当時の住職である行巡が清和天皇の病気平癒の祈祷を行い、「勝王寺」の寺号を賜りましたが、「王に勝つ」という意味の寺号は畏れおおいとして勝尾寺に差し控えたのだそう。

こちらのお寺では、期間限定の特別ライトアップもされていて、昼とはまた違った特別な空間でを体験できること間違いなしです。

紅葉の他に、さくらが4月下旬~5月末に、紫陽花が6月上旬~7月中旬に見頃だそうです。

紅葉の見頃は11月中旬~12月上旬ですが、現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問合せ先までお尋ねください。

ぴっと宮司
ぴっと宮司

箕面では、もみじ天ぷらとよばれる銘菓が有名です。

 

約1300年前、箕面山で修行していた役行者が、滝に映えたもみじの美しさを賞賛したそう。それを自然の風味を生かした天ぷらを作り、修験道場を訪れる旅人に提供したことが、もみじ天ぷらの始まりと言われています。

 

箕面に立ち寄られたら、丁寧に調理されたもみじ天ぷらと紅葉で、秋を味わってるのもいかがでしょうか?

神社のおすすめ紅葉スポット2選【関西】

北野天満宮

「天神さん」や「北野さん」の通称で親しまれている北野天満宮は、京都府京都市上京区にあり、京都で有名な紅葉スポットの一つです。

ご祭神は、「学問の神様」で信仰されている菅原道真公で、全国の天満宮・天神社の総本社であり、天神信仰発祥の神社といわれています。例年、特に受験シーズンは合格祈願の人で賑わうのだそう。福岡県太宰市の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心で、当社から全国各地に勧請がおこなわれていて、近年は学問の神様として多くの受験生から信仰されているそうです。

紅葉の見頃は11月中旬~12月上旬で、舞台から紙屋川を見下ろす紅葉を鑑賞したり、御土居展望所から望む国宝御本殿から鑑賞するのがおすすめになっています。

ぴっと巫女
ぴっと巫女

紅葉が見頃の時期に、日没から20時までライトアップが開催されているそうなので、気になりましたら事前に問合せ先まで電話をしてお尋ねの上、お出かけください。

 

受け付けの終了時間が、19時30分までなのでお気を付けください。

談山神社

奈良県桜井市多武峰にある談山神社だんざんじんじゃは、「関西の日光」とよばれており、神仏分離以前は、多武峰妙楽寺とうのみねみょうらくじという有力な寺院だったのだそう。現在は、桜と紅葉の名所として知られており、親しまれています。

ご祭神は藤原鎌足公で、鎌足公の長男で僧侶の定恵が唐からの帰国後に、父の墓を摂津国安威から大和国の等値に移し、その墓の上に十三重塔を造立したのが発祥といわれています。

社名の由来は、藤原鎌足公が中大兄皇子と、蘇我入鹿を滅ぼすための謀を談じた山にあるので、この社名がついたのだそう。十三重塔をはじめ、三間社春日造りの本殿のほか、朱塗りの華やかな社殿が立ち並び、約3000本のカエデが圧巻の存在感で神秘的な世界に誘ってくれます。

紅葉の見頃は11月中旬~12月初旬で、境内の散策での鑑賞や拝殿からの眺めを鑑賞するのがおすすめとなっています。

ぴっと宮司
ぴっと宮司

ライトアップは、11月中旬~下旬の日没から開催されており、最終の受け付け時間が19時30分となっていますのでお気をつけください。


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まとめ

今回、【関西のお寺や神社でおすすめの紅葉スポット7選】をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

紅葉などの見頃は目安なので、開花時期は各お寺や年によって異なります。そのため、散策に行く際は、事前に各寺に問い合わせておくとよいでしょう。

お寺や神社へ紅葉の散策に行こうと予定されている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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