お寺でお参りをするときの服装に決まりはあるの?マナーも解説!

お寺

スーツや着物のような正装で行く必要はないものの、ある程度のマナーは守って気持ちよくお参りをしたいものですよね。

しかし、「お寺でお参りするときって服装の決まりってあるのかな?」「お参りするときの気を付けたいマナーを知りたいな!」と思っている方も多いのではないでしょうか?

お寺でお参りをするときの服装やマナーはきちんと知っておくことで、礼儀正しくお参りができるでしょう。

本記事では、「お寺をお参りするときの服装や気を付けたいマナー」について紹介します。

お寺をお参りするときの服装に決まりはある?

結論から言うと、お寺をお参りするときの服装に決まりはありません。

普段着で問題ありませんが、一般的なマナーとしては、あまり派手な服を着るのは辞めた方がいいと言われています。

帽子を被って、お寺にお参りにしに行く場合は、お寺に入る前に帽子を取るようにしてください。

ぴっと宮司
ぴっと宮司

カジュアル過ぎず、派手すぎない服装でお寺にお参りをしに行きましょう。

お寺でお参りするときの服装の注意点

以下では、お寺でお参りするときの服装の注意点を3つ、簡単にご紹介します。

注意点を守って、しっかりお参りをしましょう。

派手な色の服装はなるべく避ける

明るい色の服装は、なるべく避けるようにしてください。黒、茶、グレーなど落ち着いた色の服を選ぶのがベターです。

動物がプリントしてあるTシャツや派手なプリントTシャツも、あまり着ないようにしましょう。

ぴっと宮司
ぴっと宮司

ワンポイントのものや小さい柄のものであれば、着ても大丈夫ですよ!

肌の露出はなるべく控える

特に夏の暑い時期は肌の露出が多めの服装になりがちですが、お寺にお参りをする際は、なるべく大人しめの服装で行くようにしてください。

マナーとして控えた方が良いのはもちろんのこと、葉っぱや草が多いので、虫に刺されたり怪我をしてしまったりする可能性があるからです。

ノースリーブの場合はカーディガンを羽織ったり、パーカーを着たりして肌の露出を抑えましょう。

殺生を連想させる服装は避ける

仏教の考えで、殺生はあまりよくないとされています。そのため、レザーや毛皮、ファーがついている服装や小物は殺生を連想させるので避けましょう。

服装だけではなく、持っていくバックにもファーなどが付いている場合があるので、気を付けてくださいね。

お寺をお参りするときは行く目的に合わせて服装を変えてもいい

お寺参りをするときは、目的別に合わせた服装を着てもOKです。

以下では、どんな服装が良いのかを目的別に紹介します。

普通の墓参り

普通の墓参りの場合は、前述したように派手な服装でなければ普段着で大丈夫です。

動きやすい服装で、靴も動きやすいものを選んでくださいね。

節目の墓参り

入学式や成人式などの自分の人生の節目に墓参りに行くときは、成長がわかるような恰好で行くと良いと言われています。

高校や中学入学のタイミングなら制服で、入社式だとリクルートスーツなどで行くのがおすすめです。

ぴっと巫女

 

ぴっと巫女

制服やスーツが汚れるのが嫌な方や心配な方は、普段着でのお参りでも大丈夫なので安心してくださいね。

大事な報告をするときの墓参り

結婚や出産、就職の大事な報告をしないといけないときは、少しかしこまった服装でお参りをするのが◎

目上の方に挨拶しに行くような身だしなみを心がけてください。結婚の報告をする場合は、お相手と一緒に、出産の報告のときは赤ちゃんと一緒にお参りをしてくださいね。

お寺をお参りする流れ

お寺のお参りする際の流れは以下の通りです。

  1. 山門の前で合掌する
  2. 手水舎で手と口を清める
  3. 参道を進む
  4. 鐘を鳴らす
  5. ローソクや線香を供える
  6. 本堂に向かって合掌一礼

神社は「二礼二拍手一礼」ですが、お寺は「一礼合掌一礼」なので注意してくださいね。

お寺のお参りのマナーについて

お寺のお参りマナーは、神社とは少し異なる点があります。マナーをしっかり守って、正しいお参りをしましょう。

夜間や深夜のお参りはやめておくこと

お寺のお参りは、夜の訪問を想定していないので街灯がなかったり、暗かったりとかなり危険です。

そのため、なるべくお参りに行く際は、暗くない時間帯に行くことをおすすめします。

火は吹き消さないこと

お寺のお参りの際に、線香やろうそくの火は息で吹き消さないようにしましょう。

仏教では、人間の口から出る息は不浄と考えられています。火は息で吹き消さず、手で仰いで消すようにしてください。

お酒や食べ物などのお供え物は持ち帰ること

その場でお供えをすること自体は問題ありませんが、ずっと放置してしまうと野良猫や犬、野鳥などに食べられてしまうことがあります。

他の方の墓地や管理者などに迷惑がかかってしまう可能性があるので、お供え物は持ち帰るようにしてくださいね。


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まとめ

本記事では、「お寺をお参りするときの服装や気を付けたいマナー」についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。

お寺でお参りの際は、派手過ぎずカジュアル過ぎない、比較的 地味目な服装でお参りに行くのがおすすめです。

お寺でお参りするときの服装やマナーについて知っておくと、スムーズなお参りができることでしょう!

お寺でお参り行くときにどういう服装で行こうか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

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