お寺での正しい参拝方法とは?気をつけたい注意点についても解説!

お寺

「お寺に行った時の参拝方法について詳しく知りたい!」「参拝するときの注意点ってあるのかな?」などと気になったことはありませんか?

お寺での参拝方法について知っておくと、スムーズにお参りができるようになりますよ!

本記事では、「お寺を参拝するときの方法と気をつけたい注意点」について紹介します。

そもそもお寺と神社の違いとは?

お寺と神社は、祀られているものが違います。神社は御神体、お寺には仏像が祀られています。

お参りの際、お寺だとお社の中で仏像を見ることができますが、神社の御神体は見ることができません。

鳥居があるのとないのも違いの1つとして挙げられますね。

また、宗教も異なり、お寺は仏教神社は神道をそれぞれ信仰しています。

ぴっと巫女
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お寺を参拝するときの方法について

お寺へのお参りのしかたは、神社と異なります。

よく耳にする「二礼二拍手一礼」はお寺でやってはいけません

基本的な、「お寺を参拝する方法」は以下の通りです。

  1. 山門に一礼(合掌して一礼)
  2. 手水舎で身を清める(左・右・口・左・柄杓)
  3. 梵鐘を鳴らす
  4. お線香を焚く(置いてあるお寺のみ)
  5. お賽銭を入れる(放り投げるのではなく優しく入れる)
  6. 礼拝する(手は叩かない)
  7. 山門に一礼(合掌して一礼)

しっかりと流れを頭の中に入れて、正しい参拝ができるようにしておきましょう。

ぴっと宮司
ぴっと宮司

梵鐘を鳴らすのは、許可されていないお寺もあるので、許可されている場合のみ鳴らしてくださいね!

お寺を参拝するときの気をつけたい注意点

以下では、お寺をお参りするときの気をつけたい注意点を3つ、ご紹介します。

注意点をしっかりと守って、正しくお参りをしてくださいね!

カジュアルすぎる服装は控えておく

お寺に参拝するときの服装は、基本的には決められていないので、どんな服装でも大丈夫です。

しかし、あまりにもラフな格好でお参りしてしまうと、周囲から「仏様を敬っていないのでは?」と疑われてしまう可能性があるので注意しましょう。

帽子やサングラスをかけている場合は、参拝するときに外してくださいね。

ぴっと巫女
ぴっと巫女

サンダルや露出が多い服装はなるべく避けましょう。

日が暮れてからの参拝はなるべく避ける

お寺での参拝は、日が暮れてからだとマナー違反になる可能性があります。

お寺には仏像が置いてあり、お坊さんが住んでいます。

そのため、遅い時間にお寺へ参拝してしまうと仏様やお寺の方に失礼です。

双方気持ちよくお参りをするには、人が少なく、心を落ち着かせることができる午前中がおすすめ

お寺の参拝は午後2時までを目安にして、日が出ている間になるべくすませてくださいね。

お寺によっては山門が閉まってしまう場合もあるので、何時まで開いているのかを確認しておきましょう。

ぴっと宮司
ぴっと宮司

遅い時間のお参りは、薄暗くて転んでしまったり、ぶつかったりして危険なので避けましょう。

敷居は踏まない

お寺の山門に敷居(区切っている柱のようなもの)がありますが、踏まないようにして通ってください。

敷居を踏んでしまうと、建物が傷んでしまいます。

また、敷居は悪いものを防ぐ結界の役割をしているという説もあるため、踏まないようにしましょう。(諸説あり)

仏様の挨拶のために鐘をつく

お寺の建物の中には梵鐘ぼんしょうがあり、基本的には自由につくことができます。

「これからお参りをします」と仏様に挨拶するためにも、ぜひ鐘をつきましょう。

ただ、お寺の建物から出るときに鐘をついてしまうと、亡くなった方を送るときにつく「出鐘」になってしまいます。

出鐘はあまり縁起がよくないので、お寺から出るときではなく、お参りする前に梵鐘をつくようにしてくださいね。

ちなみに梵鐘は、時計が存在していなかった時代に時間を知らせてくれる音として使われていました。

ぴっと巫女
ぴっと巫女

お寺の鐘の音は、夕方の時間を知らせてくれる音として今でも使われている所もあるんですよ。

お参りのときのお賽銭はいくら入れるべき?

お寺のお賽銭は、「己の欲を捨てる」という意味を持っています。

自らの煩悩を捨てて、悟りを開くことを目的としているのが仏教です。

しかし、たくさんのお金を入れる必要はありません。

たくさんのお金を入れたときに、「絶対に願いが叶うはず」や「優先的に願いを叶えてくれるはず」などとあからさまなご利益を求めてしまう可能性があるからです。

見返りを求めてしまうということは、仏教の教えからすると自らの煩悩をまだ捨てきれていないのだそう。

無理のない範囲で、自分自身が喜んで寄付できる金額をお賽銭にしてくださいね。

ぴっと宮司
ぴっと宮司

煩悩を捨てることを仏教では「喜捨きしゃ」と呼ばれています。

 

お寺のお賽銭は、修行の一環としても捉えられています。

犬や猫のペットを連れての参拝はなるべく避ける

お寺では、犬や猫などのペットを連れての参拝は禁止の場所がほとんど。

ペットも大事な家族の一員なので、連れて行きたいと考えている方も多いかと思いまが、お寺では、動物の存在が穢れと見なされてしまう可能性があるので注意してください。

昔からお寺は、神聖な場所でないといけないため、動物と一緒にお参りをするのはマナー違反と考えられてきました。

最近ではペット同伴可能なお寺もあるので、ペットをどうしても連れて行きたい方は、同伴可能なお寺を探してみてくださいね。

初詣は「神社」と「お寺」どっちに行くべき?

初詣の参拝は、「神社」と「お寺」どちらに行っても問題はありません。

初詣は、年の初めに神様や仏様に挨拶をしに行くのが大切です。

「無事に去年を過ごせたこと」をありがたく感謝し、新しく始まった1年に対して、「無事に過ごせますように」と神様や仏様にお祈りをします。

昔は、地元のお寺や神社に参拝するのが普通でした。

公共交通機関が発達したことにより、今では地元のみならず、有名なお寺や神社に参拝をしに行く方が増えています。

そのため初詣の場所は、信条や目的に合わせて自由に選ぶようにしてくださいね!

お寺と神社の両方に参拝をしたい場合は、両方に参拝してもOKです!


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まとめ

本記事では、「お寺を参拝するときの方法と気をつけたい注意点」についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。

お寺を参拝するときは、自らの煩悩を捨てて感謝を込めてお賽銭を入れてくださいね。お寺を参拝する方法について知っておくことで、スムーズにお参りをすることができるでしょう!

お寺での参拝方法について不安で悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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