「氏子総代って女性でもなれるのかな?」「氏子ってそもそもどういう意味なのかな?」などと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
氏子総代や氏子について詳しく調べたいけれど、どうやって調べたらいいのかが分からず悩んでいることでしょう。
そこで、本記事では「氏子総代は女性でもなれるのかや氏子について」ご紹介します。
氏子は氏神様を信仰している方達のこと
氏神神社が守ってくれる地域に住んでいて、氏神様を信仰している、若い世代からお年寄りまでの全ての方々を氏子と呼びます。
具体的には、氏神神社でお祭りが開催されたらお手伝いをしたり、神社に寄付をしたりします。
氏神は、自分の住んでいる場所にある神社や神様にことで、氏神様は地域のみんなを守ってくれる存在と言われているんですよ!
氏子の代表者が氏子総代
神社の宮司が氏子の方達の中から氏子総代を任命します。氏子同士での話し合いで総代が決まります。
神社によって多少の違いはありますが、氏子総代の主な仕事内容は、お祭りの準備や片付け、神社の維持や運営などのサポートなどです。任期は3年のところが多いと言われています。
宮司は、神社を統括している人のことです。神社は全国に8万社以上ありますが、神職の方は2万人しかいないと言われており、人が足りてない神社も…。
そのため、氏子や氏子総代にサポートしてもらいながら、神社を運営しているところが多いと言われています。
神社を運営するためには、氏子や氏子総代のサポートがカギになってくるんですよ!
氏子総代は女性でもなれる!
昔は、巫女以外の女性は神道に関わってはいけないと伝えられてきましたが、現在では男女平等の世の中になってきています。
なので、巫女以外の女性でも神道に関わることができます。女性の氏子総代はまだ人数は少ないですが、女性でもなれるんですよ!
男女関係なく、神社を皆で盛り上げていけるのが理想的ですね!
氏子にどうやってなる?氏子の入会方法について
まずは、今自分の住んでいる場所の氏神神社を探して下さい。神社本庁や神社庁に問い合わせたり、家の近くに神社がある場合は神社に行って直接聞いてみたりして、氏神神社を調べましょう。
子どもが産まれたらお宮参りをすることで氏子になる
新生児が生後1ヶ月前後に、お宮参りをすると氏子と認められると言われています。子どもをわざと泣かせたり、額に墨を付けたりするのが一般的なお宮参りです。
子どもの声を氏神様に聞かせるために、わざと泣かせます。地域により、「7歳までは神の子でそれ以降に人間になる」という考え方もあり、7歳の頃に氏子として認められるという考え方もあります。
江戸時代の成人が15歳だったので、その名残から15歳で氏子になるという考え方もあるので、不安な場合は近くのお寺に聞いてみてくださいね!
引っ越しした場合は氏神神社へお参りをしに行く
就職や結婚など何らかの理由で、引っ越しをした場合は、転居先の氏子になります。
転居先の氏子になるのは、「その土地に住み、お祭りに参加する」ことが大切です。
引っ越しをした場合は、氏神を祀っている氏神神社のお参りから始めていきましょう!
氏神神社へお参りへ行って、これから守ってくださる神様に挨拶をしてくださいね!
氏子と檀家は信仰するものに違いがある
氏子は氏神に仕えている方のことで、氏神神社の手伝いや寄付をします。檀家は、信仰しているお寺に属して、お布施でお寺を支援している方のことを言います。
檀家の場合は、信仰しているお寺にお墓を持っている方がほとんどなんですよ。お布施で経済的支援をすることで、葬式や法事などを行ってもらえるような仕組みになっています。
檀家になるのは、お寺と契約を結ぶ必要があります。契約を結んでおけば、お墓をしっかりと管理してくださるので安心して任せられますよ!
葬儀屋法事などの相談がいつでも気軽にできるので、何をどうやってどうすればいいのか分からなど不安な方は檀家になってみるのもいいかもしれませんね!
最近では氏子が減少傾向にある
現在では、氏神様を信仰していない方や、少子高齢化ということもあり、氏子が減少しています。
神社の主な収入源は、ご祈祷料やお賽銭、氏子からの寄付です。そのため、氏子が減少していると神社の運営が苦しくなってしまう場合が…。
そのため、最近では神社の敷地を貸してマンションを建てたり、クラウドファンディングで資金を調達したりして運営をする神社もあるみたいですよ!
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まとめ
本記事では「氏子総代は女性でもなれるのかや氏子について」紹介しました。氏子総代は、昔は男性しかなれませんでしたが、現在では女性でもなれます!
女性で氏子総代になりたいと思ってた方は、この記事を読んで安心できたのではないでしょうか。
氏子や氏子総代の業務はたくさんあり大変かもしれませんが、神社を運営していく上で、とても欠かせない存在です。
氏神神社にお参りを行く際は、神様に対する感謝だけではなく、氏子や氏子総代の方達への感謝も込めてお参りをするようにしましょう!
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